神埼そうめんのできるまで
現在の神埼そうめんづくりは機械化が進んでいますが、工程は、小麦粉と塩水を混ぜる「ミキシング」、ローラーに通して薄く延ばす「圧延」、切刃で線状にする「切り出し」、水分を飛ばす「乾燥」に分けられます。
機械化が進んだとはいえ、結局は「職人の経験と勘が製品の良し悪しを決める」といえます。気温や湿度の変化、材料自体の温度など、さまざまな条件の違いにも気配りが欠かせません。
井上製麺では、「佐賀マイスター」(佐賀知事認定)保持の前平石工場長、直伝の製造技術の下、安心でおいしい麺づくりを続けています。
1)混合 | |
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小麦粉に食塩水、(かん水)を入れて混合し、こねる。 |
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2)複合 2枚の粗麺帯を重ねて、ロールに入れて麺帯を作る。 | |
2枚の麺帯を合わせる。 | |
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3)圧延 | |
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厚い麺帯をロールで、4~5回圧延して、麺帯を薄くしていく。 うどん、素麺、冷麦、そばと、それぞれの厚さに圧延する。 |
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4)切出 薄くなった麺帯を切刃によって、麺線とする。 | |
麺線を棒にかける。 | |
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5)棒かけ | |
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麺線を棒にかける。 |
6)乾燥 | |
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加水した水分を乾燥工程の中で、徐々に水分をとる。 1日~3日間かけ、水分を12%~14%ぐらいまでにする。 |
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7)裁断 | |
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乾燥した麺線を適当な長さに切断する。 |
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8)計量 包装 | |
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切断された麺線を各々の量に計量し、結束する。 |
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9)出荷 | |
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計量した麺線を包装する。 |
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真心こめてお届け |
■ここにこだわる 「切り出し」に使う刃は10数種類の中から選びます。 それは、刃の厚みひとつ違っても味が変わるから。 刃の両側にかかる圧力の強さが変わるからです。 工場見学のお申し込みシート |